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2016年9月23日金曜日

オトナの歯が生えてきました(ふぃーちゃんにっき)

推定5カ月ぐらい(この間お医者さんの推定が一カ月上になったので、サイドバーの年齢推定が急に増えるかと思います)の元気ぷりぷりふぃーちゃんですが、
今日、なんか君、臭うよねえと全身鼻くっつけてくんくんかいでみました。
元は口でした。(ここですーさんの時に覚えた色んな怖い言葉が頭を駆け巡る)
子猫で口臭がする理由ってあるのかなあとぐぐってみました。
おや。
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はい、あーん。(歯がいっぱい!)

歯の生え変わりの時に、いっぱい生えてるのでその間に歯垢がたまって臭くなった、という飼い主さんがいっぱいいました。(そしてその口でグルーミングして全身が臭く…)

もちろん一度お医者さんに相談せねばならないのだけれど、今日は主治医の先生がいないので数日待つことにします。

ふぃーちゃんは歯みがきさせてくれそうだからこの機会に始めるかな。

すーさんと暮らし始めたのも三カ月の時でしたが、全く臭いには気がつかなかったです。ただ単に臭くなる子とならない子がいるのでしょか。歯みがきはかなりの年になってからシートでしただけでしたし。(すーさんは生まれてすぐ捨てられていた子なので、歩いているところを保護されたふぃーちゃんより月齢が正確)

「二番目の猫は初めての猫に守られる」という、正確に覚えてないですが大島弓子氏の言葉がありましたが、
二番目の猫にいろいろと驚かされております。

あ。うちに来た人が髪の毛をさんざんなめられてた…謝っておかないと…。

2016年9月15日木曜日

猫の二世代住宅?(二回目の月命日に)

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二世代共用のまたたび線香。
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ふぃーちゃんは大きくなりましたがまだこんな感じです。
「えーじぇんとふぃーは回転しています!回転しています!ひっくり返りました!ひっくり返ったままです!」

すーちゃんがいなくなって二か月経ちました。

まだ、ふぃーちゃんが興奮して黒目最大化させてる顔を見てどきっとしたりとか、(ミニ目のふぃーちゃんの最大黒目がすーちゃんの通常サイズと同じくらいです)

「フィガロの結婚」ショーシャンクヴァージョンを(すーちゃんと二人で)聞きながらぐじぐじ泣き続けてたのがもう二か月前だとは思えなかったりとか。

それでも時間は容赦なく一方通行でがんがん過ぎていって、その証拠はもう片手でつかまえられなくなったふぃーちゃんで。(1.7kgから2.4kgになりました。たぶんもっともっと育ちます。手が巨大なので。)

先月、すーちゃんの骨壷を箱に収納するか悩んでましたが、結局場所はそのまま、すーちゃんが最後に登ったカラーボックスの上に、もひとつ小さめのフラップ扉のカラーボックスを置いて、そこに住んでもらうことにしました。
(骨壷入れる箱がいろいろAmazonで売られてますが、やたらと高いのと、評価が悪いので、型だけ同じカラーボックスにしてしまったのです)

そして、うちのカラーボックスには全て上にパネルカーペットを両面テープで貼っているのですが、これにも何も考えず貼ってしまいました。
元々はすーちゃんが年輩猫になってから、歩きやすいようにと付けたものなんですが。

そして、ふぃーちゃんはカーペット大好き猫です。
(すーちゃんはマイクロファイバー猫だった)
自動的に登ってでろでろしてます。

仏教的にはこういうのはまずいんだろうなあと思いますが。わたくしスピリチュアルではありますが無宗教なのでよくわかりませぬが。

生きてる猫と生きてない猫が、なんか小さいスペースで住み分けしてて、(動けないすーちゃんに選択肢はないのだが)

人間は全く適応していないのに、妙に割り切ったような光景が出来上がってしまってます。


2016年8月15日月曜日

すーちゃんのバケットリスト(初めての月命日に)

すーちゃんが行ってしまって1ヶ月がたちました。


本当はその瞬間私は眠っていたのかもしれない。
14:40に、居眠りしてしまっていたのから飛び起きて、
すーちゃんの呼吸が止まっているのを見て、急いでマウスtoマウスで人工呼吸して、その時は脈はあるように思えたのだけれど、たぶん、一人で行ってしまっていたのだと思います。
怖がりのすーちゃん。
一人でどこかに行っちゃうなんて、怖かっただろうに。

7月3日、血液検査をした日(そしてその結果は翌日、BUN200オーバーと出た…)の夜11時のビデオが残っています。

すーちゃんが6月にそこに座っておるすばんしてた、50センチほどの高さになるボックスの上に登っていくビデオです。
突然決意したようにベッドの上で立ち上がり、登り始めたのです。
止められませんでした。(それどころかビデオまで撮ってました)
今見ると、特に三ヶ月ぴちぴちこねこのふぃーちゃんを見てるせいか、ものすごく弱って、お腹のたるんだ皮にも腹水がたまってるように見えます。

とんでもなく重いからだと見えない目で、登って座っていたのです。

どうしてもやりたいことなんだと思いました。   


それから、私はすーちゃんに「何が他にリストにある?」と聞き始めました。

他に何が、生きてるうちにやりたいことリストにあったんだろう。

自分はクラシック音楽にはまったく詳しくないのですが、すーちゃんは綺麗な静かな曲が好きでした。

思いついて、「ショーシャンクの空に」で流れる「フィガロの結婚」をiTunesでDLして、二人で何度も何度も聴いていました。
最後には飽きちゃったけど、最初曲が始まった時、ドロンとしていたすーちゃんの目が明るくなりました。

今なら、もう食べたいもの食べてもいいんだよ、と、点滴をストップしたあと、
今まであげられなかったものをあげ始めました。
それが、猫なのにこんなもの好きなのか、という
「マクドナルドの朝マックのハッシュドポテト」
「井村屋のあずきバー」(これは元気な時一回だけ、油断してたらひと舐めされてしまったことが。)

もちろん、もう何も食べてはくれませんでしたが。
匂いには反応してくれました。ひこひこ、と鼻を動かして、「やっぱりいい」という風に横になってしまっていましたが。

水だけは顔をコップに全部つけそうになりながらも飲んでいたので、お医者さんに聞いて、5%のブドウ糖溶液をあげていました。

やりたいことはなに?見ておきたい(見えなくても)ものはなに?本当はどうしたかったの?

最後の積極的行動として覚えているのは、亡くなる前日、顔を見ながらぐじぐじ泣いていたら、おでこを私のおでこにくっつけてくれたことです。
ヘッドバットというほど力はなかったですが。


今は、すーちゃんが必死に登ったボックスの上が、すーちゃんの場所になっています。

ふぃーちゃんが、ごくたまにとはいえ蹴飛ばしてしまうので、月命日を機に棚の中に安全な場所を作ろうかなとは考えていますが、

よろよろの身体で登った場所に居させてあげたい気もしています。


自宅で最後までみっちり看取ることにマイナスがあったとしたら、今、元気な姿のすーちゃんが思い出せないこと。
力が抜けてゴム人形みたいに、うっかり私が居眠りすると、寝ていた場所から転がって落ちてしまう悲しい姿しか思い出せないこと。

やりたいことをやる手伝いは出来たんだろうか。

すーちゃんは本当は、どうしたかったのだろうか。

(すーちゃん、とすーさんが混合してますが、いつも両方、加えてぷーちゃんとかぷーたとかいろいろな呼び方してました)

ものすごくまとまらないけれど、一生まとまるものでもないような気がする。


2016年8月1日月曜日

生きたかったすーさんのはなし

8月になっちゃいましたね。
7月の初め、すーさんの誕生日に、8月にはこの子は居ないんだろうなとは思ってましたが、
別の子猫を抱っこしてるとは思いませんでした。

ふぃーちゃんの方は順調、早く保護してもらってたおかげで、FIV,FeLV,猫コロナウィルス全て陰性、
土曜に一回目のワクチン打ってきました。

すーさんが、緩和ケアに反対だろうなと思った時がありました。
輸血をすればゲームチェンジャーになったかもしれないんですが、また、病院内のみでの腹膜透析も行われていたんですが、
供血猫さん不在、家族には2歳の猫がいるけれど、そこ(下の妹の家)は人間が大変でそれどころではなかったのです。(それに、家族の家に若い猫がいれば、というサジェスチョンがお医者さんからあっただけで、遠距離の妹には話していませんから、血液型が合うかどうかも全くわかりません。)

アメリカのグループにまだ報告はしていない、というか何がこんなに早い展開にしたのか判らない。
感染(緑膿菌による膀胱炎から上行感染?)がスピードを早めているんではという意見がありました。
実際、血液検査での炎症反応は高く、抗生物質は静脈点滴とともに投与されていました。しかし、腎毒性はそう高くない抗生物質であっても、多くは投与出来ませんでした。

海外のグループに幾つか参加しているおかげで、安楽死をめぐる議論にも巻き込まれました。

すーさんは生きたかったんだと代弁させてください。
胸水を抜きに病院に行ったときに、「この子やばいんじゃないでしょうか」とうっかり本猫の前で口走りました。すーさんは「違うっ」とばかりに、ぐったり寝ていた診察台の上で突然立ち上がりました。

夜中に私が床で座ったまま寝ていたときに、朝すーさんが私に抱きついていたことがありました。
酸素が足りない時も、なでてなでて、と頭ぐりぐりを繰り返していました。

苦しかったらもういいよ、とは何度も言いました。
それでも誰もの予想を超えて生き続けました。

病院怖さにパニックになってはいたけれど、昼間入院に耐えたのは意外なほどでした。ぐったりしないと点滴できないだろう、と言われていたのに、普通に座ったまま静脈点滴を受けていました。

私よりも彼が戦いたかったんだと思います。

2016年7月27日水曜日

生まれて2ヶ月半のふぃーちゃんがびびったもの

恐れ知らず、好奇心のかたまり、病院でも怖がらず、ちっこい肉体派、のふぃーちゃんが昨日テレビからびよーんと飛びのきました。

…画面では民主党大会でバーニー・サンダースがいつものすごい勢いで演説していましたとさ。


うん、きみ、もう数ヶ月早く生まれてたらこれにも慣れてたと思うよ。

ビビりのすーおにーちゃんは完全に慣れてたからねえ…。

2016年7月25日月曜日

ハンターのよかん

 
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つめだってちゃんとばりばりするでし。狩りの準備でし。ところでなんかこれななめでし。

じゃらしが足りなくなってきました。
ふぃーちゃんは、狩り方式のじゃらし遊びが大好きです。
じーっと頭を下げて構えて、がばっとじゃらしの先に飛びつきます。
今日は、狩りの成果に満足したのかじゃらしの先をくわえてごはん場所にもっていきました。
カリカリ食べながら、時々わしっとじゃらしに噛み付いてました。

きみそれ、遊びじゃなくてマジでやってますよね。

なんかいたら絶対狩りそうですな。

一方すーさんは小さい時から本能というものに縁がない猫だったので、
今いろいろとびっくりしております。

アニマルプラネットにも反応して画面叩くしな、ふぃーちゃん。

すーさんは反応しなかったので、(しかもLaw&Orderを難しい顔して見ていたりもした)

いろいろと面白くもあります。


2016年7月23日土曜日

ふぃーの大冒険、大慌て編

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「えーじぇんとふぃーです。ごいらいはなんでしか。」

ふぃーたんは爆弾坊主です。
19歳のいつもベッドの上で箱作って、時々世間話に相槌を「うん」と打つ子と長く暮らしてたら、 
急にこのピンボール坊主に対応するのは大変です。
しかもいろんなところに入り込み、気を失う寸前まで遊びます。
ありがたいのは返事をちゃんとしてくれること。しかも新しい名前覚えてくれました。
「ふぃーーー!ふぃーちゃああん」
「きゃー」(まだどう鳴くか決めていないらしい)

昨日までの不動産屋関係ストレスも終わり、ふぃーちゃんにお膝猫の素質があることを知りました。

さて。すーさんの場所には、彼がよく面倒を見ていた(水が切れると呼ばれた)ローズマリーのかわりに、
タイムのちっこい鉢植えを置いてあります。

「しゃり」ふぃーちゃんそんなもん食うのか!
すーさんは猫草食べない猫でした。慌てて注文した上で、これ、大丈夫なのか…?

こちらで、植物なら大丈夫と判明しました。ほっ。

あと、何故か水を私のグラスから飲みたがります。お茶とか入ってたら大変です。

流れ水にも惹かれるようなので、給水器も頼みました。使ってくれればいいけど。

ひいたいへん。ぷろれたりあしないと。

今日はやっと、初めての病院いってくる予定です。

すーおにーちゃん、見守ってあげてねー。
あ、病院は嫌か。

今日はすーさんが最後まで使ってた酸素マスクも返却します。本当に助かりました。

まだ、ぶんぶん部屋飛び回ってるおちびの他に。心配性の巨大猫が枕占領してるような。気がするんですけどね。